社会保険労務士法人 村松事務所/株式会社 浜松人事コンサルタント/静岡県浜松市浜北区の社会保険労務士(社労士)

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現場リポート|橋本螺子株式会社様

村松が注目する企業を、村松が実際に訪問をして、会社の特徴、PR、個性的な労務管理手法などを分かり易く紹介していきます。

橋本螺子株式会社様

業務内容

一般規格ネジ、特殊ネジ、オーダーパーツ、医療用ネジ、金属製の手術器具、鋼製器具、医療機器の製造
所在地

・本社
静岡県浜松市東区神立町124の11

・メディカル事業部
(協同組合HAMING事務局)
静岡県浜松市南区飯田町155 飯田工場

電話番号

・本社
053-461-5012

・メディカル事業部
(協同組合HAMING事務局)
053-468-5815

FAX番号

・本社
053-464-1659

・メディカル事業部
(協同組合HAMING事務局)
053-468-5825

ホームページ

・本社
http://www.hashimoto-neji.co.jp

・メディカル事業部
(協同組合HAMING事務局)
http://www.haming.wrng.jp/
協同組合HAMING

お話 代表取締役 橋本秀比呂 様

1. 会社の概況を教えてください。

当社は昭和30年に、ネジを仕入れて販売する個人経営会社として誕生し、商社機能を主に長年歩いてきました。そして平成元年、私が社長を引き継いだ際に、販売だけでなく、新たな取り組みができないかと、オーダーパーツの製造・販売をスタート。クライアントが求める専用部品の図面を預かり、外注で製造し、納品することを始めました。これは価格だけで勝負する規格品と違い、手間はかかりますが、一度製作すれば、繰り返し当社へ依頼を頂くことができます。

また、依頼部品によって、さまざまな材質を扱うため、そうしたなかで「チタン」という新しい元素に出逢ったのです。「これは将来的に面白い材質だ!」と興味を持ち、チタン製の部品加工にチャレンジ。それがきっかけとなり、医療機器製造への新しい道を拓くことになりました。  

2. 新素材へ進んだ苦労話を聞かせてください。

チタンに興味を持ったものの、当時は全く知識がありません。ネット検索で、日本チタン協会があることを知り、何度も電話で問い合わせをしました。すると、こちらの熱意に感激してくださり、賛助会員としてお仲間に入れてもらうことができました。とはいえ、チタンに夢中になって最初の10~15年は、社内で動いているのは私一人だけ。身内からも冷ややかな目で見られていたことも確かです。でも、先代社長である父親譲りといいましょうか、新しいモノ好きの自分は、「ここでくじけてなるものか。親父ができなかったことをやってやろう」という意欲に燃えていました。するとやがて、知識と人脈が増え始め、チタン製の部品加工を担うことができるようになりました。こうして誕生した商品を、展示会等で紹介したところ、医療機器メーカーとの新たな接点が生まれ、平成18年には、医療機器事業部を立ち上げることになったのです。

3.「協同組合HAMING」についてお話ください。

リーマンショック以降、浜松地域は、基盤産業に大きな打撃を受けています。こうした中、公益財団浜松地域イノベーション推進機構が、新しい成長分野育成のために新素材研究会として「浜松地域チタン事業化研究会」を立ち上げ、その中のメディカルプロジェクトとしてチタン製の手術器具の試作を行うことになりました。私がそのプロジェクトリーダーとなり、研究を進めた結果、モノづくりの高度な技術を持つ浜松地域で、医療機器製造を発展させることは、実に可能性が大きいことを実感したのです。

しかし、医療機器への参入には、薬事法の規制などもあり、中小企業が新たに参入することは簡単なことではありません。そこで、各企業がそれぞれの得意分野を活かし、力を合わせていこうと、2012年11月、「橋本エンジニアリング株式会社」さん、「有限会社岩倉溶接工業」さん、「株式会社棒葉鉄工所」さんと当社の4社で、HAMING(ハミング:Hamamatsu Medical Innovative Group)を設立したのです。

医療器具の共同受注だけではなく、展示会への共同出展によって、経費節減でプロモーションできることや、協同組合という形態への信頼度が新しいビジネスチャンスに繋がるなど、共同体でのメリットを感じています。既に、HAMINGで、チタン製開腹器、圧定鈎,ステン製肛門鏡などを加工した実績もできました。今後は、組合企業へのメリットを増やすためにも、オリジナルブランドを誕生させていきたいと考えています。そしてさらに、健康・福祉分野まで手掛けられる組織にしたいと、研究を進めているところです。

4. 橋本社長のパワーの源は?

誰にでも迷いや不安はあると思いますが、何より自分には、新しいことへの夢の方が大きかったように思います。目先の利益だけで判断するのではなく、「常に将来に繋がるに違いない」という直感を大事にしたいと思います。
会社経営に大切なのは、「人」そして「夢」。現状に満足するのではなく、何にでも興味を持ち、新しいことにチャレンジすることがパワーになるはずです。そのために、興味を持ったらどこにでも出掛けていきます。「すごい人だ」と聞けば、すぐにその方に会いに行きます。多くの人と出逢い、話すことで、自分の発想を形作り、成長させてもらっています。
社員にも、日頃からそうした目的意識を持って取り組んでほしいと思い、月に1~2回、自分を含め、社員が一同に集まり、互いの意見や考えを語り合う時間を持ちたいと思っています。「こんなふうに改革してみたらどうだろう」「こんな事業ができないか」と各自の発想を発表し、やれることにチャレンジしていく。それが新事業として動き出したら、素晴らしいことです。
縁あって当社に入ってきてくれた社員たちです。その社員ひとりひとりの個性を活かし、伸ばしてあげるのが、社長である自分の務めではないかと思うのです。まずは、「面白い」という感性を大事に、小さなプロジェクトチームが生まれ、それらの集大成が橋本螺子という会社になれたらと理想を描いています。
私も今、新素材で目標にしているものがあります。それ以外にも、ネジを組み合わせて形にする「ねじアート」なる仕組みづくりができないか、という遊び心も膨らめています。自分が興味のあることなら頑張れる。自分の好きなことに仕事を結び付けられたら、こんなに嬉しいことはないですね。 

5. 挑戦と冒険の日々(メディカル事業部長) 
中島 裕嗣様のご紹介

入社のきっかけを教えてください

私は、精密機械製造・販売会社で、開発、品質保証などに長年従事してきました。55歳の役職定年を機に、まだまだ自分の可能性を試したいと、橋本螺子に入社しました。当社の一番の魅力は、社長の新しいものにチャレンジするエネルギー。「一緒に改革できる人を求む!」という言葉通り、社長は自身の思いを実現化していくパワーがあり、とても刺激を受けています。

メディカル事業部のやりがいとは?
メディカル事業部の一員となり三年。決められた業務ではなく、次々違う仕事に取り組んでいる毎日は、とても充実しています。社長の次々飛び出す発想が実に面白く、エキサイティング。特に、この事業部は、お客様のニーズに合わせて受注するものなので、日々、注文内容が異なります。これまで経験のない要望にもチャレンジし、解決していかなくてはならないので、苦労も多いですが、それがいい意味でのプレッシャーとなり、自分のやりがいに繋がっているように思います。

中嶋さんがHAMINGの命名者だと伺いましたが。
現在事務局を担当させてもらっている協同組合HAMINGの名前は、私が提案したものを選んで頂きました。このHAMINGが、今後どう成長していくのか、自分もできる限り寄与し、組合企業が一緒に成長していけたらと思っています。
特に医療分野は、すぐに売上として実績がでるものではなく、地道に投資を続ける中で、少しずつ光が見えてくるものです。それをいかに感じ取り、その光に向かって歩んでいくかが重要だと思います。 

橋本螺子は、小さい企業ですが、積極的に攻める社風が自慢です。そして既に出来上がった大企業とは異なり、これから、いかようにも変化し、挑戦していける未来感にわくわくする会社です。まだまだ小さなサナギですが、これからどう脱皮し、成虫へと成長できるか。それを成長させるのは誰か・・・?それは、私たちでしょう!

6. 初の新卒採用者 メディカル事業部の若きホープ
(メディカル事業部 営業担当)伊藤 直彦様のご紹介

入社のきっかけを教えてください。

学生時代の就職活動の際、たまたまネットで当社のホームページにたどり着きました。ネジ屋さんなのに「医療」の文字。3年後に医療分野へ本格始動と書いてあり、興味を持ったのがきっかけです。生物専攻の自分は、医療分野への仕事に興味があったことから、すぐに橋本社長へメールを送信。メール内容や面接の際に、社長の面白い考え方を聞いて、「この会社で働きたい」と思ったのです。

入社から二年目の春に、医療分野への進出準備として、医療メーカーへ三ヶ月間の泊まり込み研修へ参加することになりました。自分を含め、四人の研修新人が、英語の研修を受けました。その日に学んだことを次の朝にテストを受け、できなければやり直し。医療製品を扱うのですから、体の仕組みから手術法まで、専門知識をたたき込まれました。はじめてのことばかりで戸惑いもありましたが、懸命にくらいつき、あの時ほど勉強したことはないという経験でした。研修期間中は、毎日橋本社長へメールで報告し、社長からも励ましの言葉を頂きました。 

今では、その研修先企業が、私の担当するメインクライアント。私を鍛え、現在も深く信頼を頂けていることは本当に有難いことです。そして、最近新しく取引を始めたお客様から、納品製品に対する品質へ太鼓判を押していただいたときには、「苦労しながらも専門性を学ぶことができたおかげだ」とつくづく感じました。

橋本螺子の自慢は?
メディカル事業部の立ち上げ当初から、入社間もない自分が、深く事業に関わらせてもらえたのは、本当によい経験となっています。少人数の会社なので、社長の考えや想いを、直接聞いたり、自分の考えを伝えたりできるので、すぐに自分の仕事に反映させることができるのが利点です。これから、営業マンとして、売上を伸ばすことはもちろんですが、更に、製造販売業としてオリジナル製品を形作っていくことも当社の目標となっています。さまざまな情報にアンテナを張り、自分自身の興味を広げ、新しい視点を持ち、自分を成長させていきたいと思っています。 

7. "笑顔の現場主義社労士" 村松のコメント

橋本螺子さんの橋本社長は、以前から私のセミナーに何度かご参加いただいていましたが、昨年に人事コンサルティングのご依頼をいただいて以来、本格的に深くお付き合いさせていただいております。私の橋本社長に対する印象は、従業員のことを大切にしていて、経営に関してとても真剣だということです。そして、現状に甘んじることなく、常にアンテナが高く、世の中の新しいことに興味をもっていらっしゃいます。
私自身も中小企業の組織活性化のために役立つ施策がないかと、常にアンテナを高く張っており、良いものを見つけたら弊事務所の商品としてマスターし、顧問先などに提供しています。そんなとき、意識が高くいちばん初めに手を上げる経営者は大抵いらっしゃいます。橋本社長は間違いなくそのような経営者の一人だと思います。数年前に「ハーマン・モデル」というGEを立て直し、コカコーラ、キャノン、ホンダなどでも活用されているマネジメントツールも率先してお試しいただきました。
橋本社長はいち早くチタンに興味をもち、10年以上もの間、一人で周知営業活動をされていたとのことです。従業員さんたちのモチベーションの高さの理由は、そんな橋本社長の前向きな姿勢に影響を受けたのでしょうね。橋本社長のお言葉の中で、注目したのは次のものです。「ぬるま湯に浸かっていてはダメだ。景気が良いときに次の手を打たなければならない。」そして、「2代目なんて親父を超えてなんぼだ。今までいろいろ試練はあったが、夢や楽しみの方が大きかったから、苦しみなんて感じなかった。」とのことです。
「協同組合HAMING」は、そんな橋本社長のアイディアから誕生したものです。医療分野の協同組合は全国初とのことで、なんと経済産業省の関東経済産業局長もHAMINGの取り組みに興味をもち、会社に来たこともあるそうです。全国各地の展示会にも毎月のように出展してPR活動を積極的に行っています。会員募集もしているようなので、ご興味のある会社はぜひ一度問合せしてみてはいかがでしょうか。
橋本社長に労務管理のポイントを聞いたところ、次のようにお話されました。「売上至上主義ではあまりにも寂しい。従業員ひとり一人の個性を尊重して伸ばしてあげたい。各々の従業員の強みを活かしてあげて、会社の中に小さな事業部をいくつかつくって、その集合体が橋本螺子という会社になればよいと思っている。」そして、「ネジというものは、ふつうは脇役のものですが、何とか主役の場面を増やしてあげたい。既製品が多い時代だけど、新たなアイディアでネジが主役になるものをつくりたい。」
『ネジアート』というものらしいですが、橋本螺子さんには、会社の至る所にネジだけででつくられたロボット、魚などがあります。橋本社長は、社長引退後は車にネジを積んで、地域の学校や介護施設をまわって、日本のものづくり教育に少しでも役立ちたいとおっしゃっていました。優秀な作品には、表彰制度を導入しても面白いですね。私も経営資源「ひと・もの・かね」という中で、「ひと」がいちばん大切だと分かっていながらも脇役になりがちな労務管理を、何とかいちばん大切な主役に感じてもらいたいとの思いで、普段社労士業務を行っていますので、本業に対する橋本社長の熱い想いは本当に共感できます。
中嶋さん、伊藤さんともに「会社の自慢は橋本社長だ!エネルギーに満ち溢れている。」とおっしゃっていました。 

「凝り固まった大企業ではなく、これからどう化けるか分からない面白い会社。でも、その感覚が楽しい。全部がバラ色というわけではないけれど、完全に成虫になっていない面白さがある。それを完成させるのは誰?それは僕らでしょ。」私も従業員からこのように言ってもらえる事務所にしていけるよう努力していきたいと思います。

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