社会保険労務士法人 村松事務所/株式会社 浜松人事コンサルタント/静岡県浜松市浜北区の社会保険労務士(社労士)

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現場リポート|JAPIC(日本自動車部品工業団地)様

村松が注目する企業を、村松が実際に訪問をして、会社の特徴、PR、個性的な労務管理手法などを分かり易く紹介していきます。

JAPIC(日本自動車部品工業団地)

業務内容

日本自動車関連中小企業のための
中国進出インキュベーター
所在地 中国 江蘇省丹陽市

現場主義社労士・村松”中国”へ行く!(H24.3)

今回は浜松信用金庫さんが企画した中国視察団に参加させていただきましたので、社会保険労務士の村松という観点から感じたことを自由に書きたいと思います。(細かいことは浜松信用金庫さんにお尋ねいただくか、いちばん下の中日新聞記事をご覧ください)
ご存知のとおり、近年ではアジア地域へ進出を検討される会社が増えてきており、「アジアの労働賃金っていくらくらいなの?」「社会保障制度ってどうなってるの?」「労働法って日本とどんなところが違うの?」というようなご相談をいただくことが多くなってきました。東京で行われているセミナーに参加したり、本を読んだりして独学で何とかお答えしてきました。依頼があれば「海外労務セミナー」講師も何回か担当させていただきました。しかし、実際にアジア地域の労働現場に足を運んで、現地の労働者の働く姿を生で見てみたいなあ!と思っていたところ、ちょうど浜信さんが素晴らしい企画を組んでいただいたので今回飛びついたわけです。

今回訪問したレンタル工場は、トヨタ自動車OBの東和男氏がプロデュースしたものです。中国在住約20年になり、“中国自動車業界の生き字引”として有名ですごい方なのです。今回のレンタル工場視察は、ずっと日本のテレビ局も同行するほど注目されています。

丹陽市は上海市と南京市の中間あたりに位置していますが、まず上海の虹橋駅から丹陽駅まで中国高速鉄道(日本でいう新幹線)で1時間ほどかけて移動しました。見た目も乗り心地も日本の新幹線と大差はなく、とても快適でした。

丹陽駅ではすでに東氏やテレビ局関係者が待ち構えており、すぐにバスでレンタル工業へ向かうことになりました。バスの中では東氏が、中国経済のこと~丹陽市の生活スタイルのことまでとても分かり易く説明されました。

いよいよレンタル工場に到着です。どうですか、この広大な敷地!甲子園球場が悠々5つ入る21万㎡もあるそうです。ここに約400社の誘致を目指すとのこと。しかも、3年間賃料が無料で、駐在員1名分の居住費も1年間無料だそうです。東氏の幅広い人脈で仕事を優先的に紹介してもらえ、労務や経理など間接業務は管理会社が代行してくれるから、本業であるモノづくりに専念できるというメリットもあります。

レンタル工場の外側と内側の工事風景をいくつか写真を撮ってきました。いちばん驚いたことは、内側の高所作業の足場が竹で組まれていた点です。中国ではこれで危険性はないのでしょうか?日本の労働安全衛生法では危険性が強いとして確実に指導されると思いますが…

帰り際にちょうど労働者の駐車場らしき場所を通りかかったので、通勤用オートバイと作業車を写してきました。ご覧のように、中国の現場労働者の通勤用具はオートバイがまだ一般的のようです。

昼食後は、高級ホテルで丹陽市政府幹部の方々と我々視察団との面会が行われました。副市長と視察団団長の清川氏(浜信顧問)とのご挨拶、鈴木氏(浜信常務)による団員紹介からはじまりました。副市長からは丹陽市の特徴、強みがたくさん紹介されました。そして、メインである東氏への質疑応答もたくさん行われました。丹陽市の生活費は上海市の半額程度であること。作業者の賃金は総支給額で3,400元くらい(月約4万円ちょっと)であること。5種類の保険(養老・医療・工傷・失業・生育)にはきっちり加入すること。など具体的なお話を伺うことができました。最後に、清川氏から副市長へ日本からのお土産を渡しました。まるで、テレビで見かけるような各国の官僚同士の面会の場に同席したようで、大変刺激を受けました。

中国政府は毎年最低賃金を13%以上の割合で上昇させるという方針を打ち出しており、中国に進出している日系企業の労働コストが増加することは避けられないでしょう。あと、地域によっては中国で働く外国人に社会保険加入を義務化する方針を発表しており、これも非常に大きな問題となることは間違いないでしょう。上海市の最低賃金は2012年4月から1,450元(約2万円)になることは決まっており、清川氏もおっしゃっていましたが、中国に限らず今後は人件費が安いからという理由でアジアに進出する日系企業は痛い目に遭うので、もっと大きな視野で戦略的に海外進出は考えるべきだと思いました。東氏は「中小企業が単独で進出してもかなり難しい。何百社という数で一致団結してスケールメリットを活かす必要がある。今回乗り遅れれば中国での成功はない。」とまで断言していました。興味のある会社は、浜松信用金庫さんにぜひ問い合わせてみてください。

さて、10社中の1社ということで他の製造業の社長の中に混じって、2泊3日の中国視察団に参加させていただきましたが、本当に貴重な体験をさせていただき皆様にとても感謝しております。自由時間や観光時間が全くないのに、これほど満足度が高い視察研修ははじめてです(笑)。日本には労務管理の専門家として「社会保険労務士」という国家資格があります。確か、韓国にも「公認労務士」という国家資格があります。しかし、中国など他のアジア諸国には、労務管理を専門とする国家資格は恐らくまだないと思います。国として成長路線だけではなく、労使ともに豊かな社会の実現へと意識が変化してくると、もっと労務管理や社会保障制度への関心が高まってくると思います。日本でも昭和40年くらいに「社会保険労務士」という国家資格が誕生しましたが、日本も当時の時代背景は同じようなものだと思います。

清川氏は「今回は製造業のレンタル工場視察だったが、日本のように中国でもきっとこれから介護福祉や環境分野などサービス業も重視されてくるだろう。」とおっしゃっています。私も今回の経験を活かし、アジア地域の労務管理にも対応していけるように一層努力を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。帰りの機内では、今後の経営戦略などいろいろなことに思いを耽っている自分がいました。

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